テレアポをしていると断られてばかりでアポが取れない状況が続き、
「テレアポが苦手」
「断られるのが辛いから、もうかけたくない」
と感じていませんか?
そもそも、テレアポは断られることの方が自然です。
一度の電話で無理をしてアポをとろうとする必要はありません。
中長期的な視点を持ち、関係性が変わった頃にアポがとれると考えることができれば、テレアポのハードルがグッと下がります。
そして、テレアポを楽しむことができるようになれば、誰でもアポは取れるのです。
早速テレアポを楽しむ方法を学びましょう。
目次
テレアポを楽しむことができればアポが取れる
テレアポは断られてばかりで病んでしまう「辛い仕事」という先入観を持っている人は非常に多いです。
テレアポが辛いと感じる人に知ってほしい!辛さを改善する4つの秘策テレアポが嫌になって会社を辞めてしまう新入社員がいるほどです。
しかし、テレアポは特別な話術が必要なものではありません。
洋服を店舗で買うシーンを想像してみてください。
自分のテンションに合う接客をしてくれる店員さんや、自分の体型を生かした服装を提案してくれる店員さんから商品を購入したいと思いませんか?
このように相手に寄り添ってくれる店員さんは、嫌々接客をしている訳ではなく、自分なりに楽しみながら接客をしていることがほとんどです。
テンションが高い=楽しんでいる、ということではありません。
相手の気持ちを考えて提案することを自然に楽しめると、相手にも気持ちは伝わります。
誰でも、楽しんでいる人から買いたいのです。
アポも同じです。
テレアポを楽しむことができれば、自然とアポが取れるようになります。
テレアポが取れない理由は?うまくいかない原因と取れるようになるコツテレアポを楽しむために必要なマインド
では、テレアポを楽しむために必要なマインドについて解説します。
①断られることが自然と考える
テレアポは断られて当然と認識しなければ、辛いものと感じてしまうことを避けられません。
テレアポは、関係構築が鍵です。
誰でも、回数を重ねなければアポを取れるようにはならない、と考えることがテレアポを楽しむコツといえます。
テレアポで断られるのが怖い!電話をかけるのが怖い感情を和らげるコツとは?②一度で無理にアポを取ろうとしない
中長期的な視野をもち、一度で無理にアポを取ろうとしないようにしましょう。
相手がまだ興味を持っておらず、断ろうとしているに関わらず、切り返しのトークを用いて無理にアポを取ろうとしても、相手に嫌がられるだけです。
相手の気持ちを受け入れるようにしましょう。
テレアポが難しい理由!難しく感じる時にやるべきコツと使える心理テクニック③売りたい商材・サービスの魅力を自分の中に落し込む
相手の温度感に合わせて、どのくらいの情報を提供すべきなのか、特にどのポイントを伝えるのかを選定する必要があります。
そのために、扱う商材やサービスの魅力はしっかりと自分の頭の中に落とし込みましょう。
あなたが魅力を感じられていなければ、相手にも伝わりません。
テレアポのコツ10選!電話でアポ取りするテクニック!法人営業の極意テレアポを楽しむための実践方法
テレアポでは、誰にとってもテンポが合う営業マンになることで楽しい空気を作ることができます。
では、実際にテレアポを楽しむための実践方法を紹介します。
①相手の温度感に合わせたトーク例を3パターン用意する
電話をかける前に、トーク例を3パターン用意しましょう。
- 全く興味がない相手
- 曖昧な反応をする相手
- 興味がある相手
以上の3パターンを想定したトーク例を用意しておけば、会話の着地をどのようにすべきかで迷うことがありません。
全く興味がない相手
全く興味がない相手には、商材・サービスの魅力を手短に伝え、必要最低限の情報を残して電話を切ります。
一度の電話で、無理に興味を引かせようとする必要はありません。
はっきりと断らない相手
はっきりと断らない相手は、全く興味がない訳ではないケースがほとんどです。
嫌がられない程度にヒアリングをし、適切な情報を提供すると良いでしょう。
興味がある相手
興味がある相手には、自信を持って魅力を伝え、スピード感を持ってアポを提案しましょう。
②相手のトーンに合わせて話す
電話の営業では、落ち着いて丁寧に話すことが一番大切です。
営業は元気よくハキハキと話すようにと言われることがありますが、演技をしてまで元気よく話したからといって、成果が上がることはほとんどありません。
相手が乗り気ではない場合には、落ち着いたトーンで、用件を手短にまとめて話し、会話を長引かせないようにする必要があります。
相手にたくさん話させるのではなく、簡単に答えられる質問をして状況を聞き出すと良いでしょう。
反対に、相手が元気でハキハキと話す場合には、相手の話し方に近づけて元気よく話すと効果的です。
一体感が生まれて楽しい空気になると印象に残りますので、現段階で興味がなくても見込み客になる可能性が高くなります。
見込み客と潜在顧客の見分け方とは?見込み客へのアプローチ方法も解説③相手に共感する
相手がどんな反応の場合でも、相手の気持ちに共感するように心がけましょう。
自分の意見を否定されたり、がっかりされたりすることは、誰でも良い気分ではいられません。
さらに、「でも」「そうおっしゃいますが」などと、切り返して主張されると不快な気持ちになるものです。
テレアポで断られることがあっても、「そうですよね。」「そのようなご意見が合って当然だと思います。」などと共感し、相手の意見を尊重するようにしましょう
無理に切り返さないことで、この営業マンは理解してくれていると信頼が上がります。
次の電話では今回よりも興味を示してくれたり、より詳しい情報を聞き出せたりするような良い変化へと繋がります。
営業・テレアポの切り返しトーク集!断り文句を突破するアウト返しで業績を上げるまとめ
「テレアポは断られてばかりで辛い仕事」という先入観を持っている人は非常に多いです。
テレアポが嫌で会社を辞めてしまう新入社員がいるほど、苦痛な仕事と感じられがちですが、テレアポは特別な話術が必要なものではありませんので安心してください。
相手は元気の良さや、ハキハキとした会話を求めているとは限りません。
誰でも、自分にとって無理がないテンポで会話をしたいと考えています。
そして、楽しんでいる人から物やサービスを買いたいのです。
そのため、あなたがテレアポを楽しむことができれば、自然とアポが取れるようになります
テレアポをするときには、以下のポイントが大切です。
- 相手の温度感に合わせたトーク例を用意する
- 相手のトーンに合わせて話す
- 相手の意見に共感する
テレアポは断られて当然と認識し、一度の電話で無理をしてアポを取ろうとはしないで下さい。
何度かの電話を重ねて、心を許してもらえると自然とアポが取れるようになります。
テレアポは、中長期的な視野をもって挑むことがポイントなのです。
テレアポを楽しめるように考え方を見直し、ここで紹介した方法を実践してみてください。