営業がどうしても上手くいかない時には、一度自分の営業スタイルを振り返り見直してみる必要があります。
同時に営業を成功させるコツを知ることで、どこを改善すべきかのヒントを得られるでしょう。
そこで本記事では、営業が上手くいかない状況を解消するためのコツを紹介します。
また、営業が成功しにくいポイントについても紹介しますので、自分の状況と照らし合わせて考えてみてください。
目次
営業でつまずきやすい4つのポイント
営業でつまずきやすいポイントは人によって異なります。
しかし実は、どの営業マンにも共通していえるようなお決まりのつまずきポイントがいくつかあるのです。
ここでは、その中でも特に営業中に発生しやすい4つのつまずきポイントについて紹介します。
営業がうまくいかないときの3つの典型的な思考パターンと4つの解決策責任者にたどり着く前に力尽きてしまう
法人相手に営業を行う時に、最終的な決裁者に会う前に力尽きてしまうパターンです。
責任者がいきなり営業マンと対面することはほとんどなく、はじめのうちは決裁者の部下にあたる人物に営業を行うことになります。
最初の段階で営業トークを頑張り過ぎてしまい、決裁者の元に話が行く頃には売り込む気力がなくなってしまう営業マンは意外にも多いので気を付けましょう。
テレアポで受付突破するテクニック!営業電話のコツとスクリプト例文セールストークをしたくても聞いてもらえない
開口一番で断られてしまい、営業の要であるセールストークまで進めないというパターンです。
特に個人相手の営業だと、営業マンというだけで怪しまれてしまって話も聞いてもらえないというケースがよくあります。
法人相手だと、窓口の人間に「営業はお断りしています」と突っぱねられることも珍しくありません。
無理やり食い下がるとしつこい奴だと嫌がられるので、どうしたらいいものか困ってしまったという経験がある方も少なくないでしょう。
営業・テレアポの切り返しトーク集!断り文句を突破するアウト返しで業績を上げる切り返しトークを上手く思いつかない
商談をしている最中に質問や指摘を受けて、上手く切り返すことができないケースもめずらしくありません。
自分ではいろいろと切り返すための材料を持って行っているはずなのに、いざそのタイミングが来るとなかなか上手く切り返せないという方も多いでしょう。
特に、頭の回転が速いタイプの相手に営業を行う時には、上手い返答が思いつかずに焦ってしまう傾向があります。
応酬話法の意味とは?営業の切り返しトークが上手くなる応酬話法例8選結局何が問題で上手くいかないのかよく分からない
やみくもに営業を続けているけれども、結局自分の営業の何が悪いのかよく分からないという方も少なからずいるでしょう。
自分なりにいろいろと模索をして新しい営業スタイルにもチャレンジしているのに、結果が一向に良くならないと落ち込んでしまった経験は多くの営業マンにあるはずです。
改善点が分からないため手応えが掴めず、いつの間にか営業自体が嫌いになってしまうケースもよくあります。
営業の上手なやり方とコツ!やり方がわからない時に意識すべきポイントと間違った営業の仕方営業でのつまずきを解消する4つのコツ
営業が上手くいかない状況を打破するためには、今までのやり方を少し変えていく必要があります。
どのように変えていくべきなのかよくわからないという方は、これからお伝えするコツを自身の営業スタイルに取り入れてみるとよいでしょう。
契約してくれる見込みの高い相手にだけ全力を出す
自分が売り込んでいる商品を実際に買ってくれる見込みの高い相手に対してだけ、全力のセールストークをしてみましょう。
全く商品に興味を示さない相手や決裁権限のない相手にはさらっと営業をして、話を積極的に聞いてくれる相手や決裁権限を持つ相手には全力で営業を行うのです。
そうすることで、無駄に体力や気力を消耗することなく営業を回り切ることができます。
見込み客と潜在顧客の見分け方とは?見込み客へのアプローチ方法も解説売りたい気持ちを抑えて役に立ちたい気持ちを前面に出す
営業を行う時は売り込みたい気持ちをぐっと抑えて、相手の希望や悩みを解決することに専念しましょう。
商品が売れなければ意味がないのではと思われるかもしれませんが、そもそも相手に信頼されなければ売れるものも売れなくなってしまいます。
相手のニーズを丁寧にヒアリングし、自分が持っている知識をフルに活かして解決策を提示することで、押し売りとは違う役に立つ営業ができるようになるでしょう。
しつこい営業だと思われる理由|しつこさを感じさせないテクニック論破はせず不安に寄り添う
金銭面や安全面に不安を示す声を聞いたら、理屈で論破しようとせずにまずはその気持ちを受け止めてあげましょう。
「その点は全く心配いりません」と真っ向から否定するよりも、「確かに、不安に思われる気持ちも分かります」と一度受け入れてあげた方が、顧客は安心してこちらの話を聞いてくれるようになるのです。
成功も失敗も振り返り分析する
上手くいかなかった時にどこに問題があるのか具体的に思いつかないという方は、失敗した時にだけ自分の営業を振り返っている可能性が高いです。
成功した時のパターンと失敗した時のパターンを見比べて検証してみないと、本当の敗因は見えてきません。
毎回必ず営業記録を付けたり録音を聞き直したりするなどして、成功パターンと失敗パターンを両方分析してみましょう。
できる営業マンに共通する3つの特徴|必要な行動&テクニックも解説営業の極意!無理せずプロの営業チームに任せる
営業は誰でも上手くなるものではありません。得意不得意はもちろんありますし、できるようになるまで気力が続かない営業マンも少なからず存在しています。
人材をいくら集めても一向に営業の効果が表れないとお困りでしたら、はじめからプロの営業チームに委託してみてみるのも一つの手です。
営業のノウハウをしっかりと身に付けた「コミットメントΣ(シグマ)」の営業チームをご活用いただければ、一から新人を育成するよりも早く成果を上げることができます。
もちろん無料ではありませんが、実際に成果が出てからのお支払いとなるため、無駄なコストの削減が可能です。
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営業のコツを知れば営業活動が楽になる
営業のコツを理解することで、営業が苦手な方でも成功率を上げられる可能性は十分にあります。
今までどうしても営業が上手くいかないと悩んでいた方でも、ほんの少しコツを取り入れることで営業活動がぐっと楽になるかもしれません。
とはいえ、どうしても得意不得意はあるため、無理は禁物です。
どんなに頑張っても上手くいかない場合は転職も視野に入れつつ、無理をし過ぎないようにチャレンジを続けていきましょう。